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床下断熱の新常識!ヒートマジックシステムの魅力と他工法との違い

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「暖房をつけていても、足元だけが冷たい…」
「脱衣所や廊下が冷蔵庫みたいに寒くて、お風呂に行くのがつらい」

そんな冬の悩み、実は多くのご家庭で共通しています。

原因は、床下から入り込む冷気。床からじわじわと伝わる冷たさは、ただ「不快」なだけではなく、ヒートショックのリスクを高めたり、冷暖房効率を悪化させて光熱費がかさむといった問題も引き起こします。

その根本的な対策として、今注目されているのが「床下断熱リフォーム」。なかでも、【ヒートマジックシステム】という発泡断熱材を使った新しい工法が、「床を剥がさずに、たった1日で施工可能」「暖かさが段違い」として選ばれています

ヤマト産業では、京都を中心に30年以上断熱リフォームを手がけ、ヒートマジックシステムによる床下断熱を数多く施工してきました。特に寒さが厳しい京都の冬を知り尽くした経験から、お客様の住まいに合わせた最適なご提案を行っています。

この記事では、「ヒートマジックシステム」とは何か?他の工法と何が違うのか?そして費用やメリットについて、わかりやすく丁寧に解説していきます。

冬の寒さに悩まされている方、毎年の光熱費にため息をついている方、家族の健康を本気で考えたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。“足元から家全体が変わる”リフォームの第一歩になるかもしれません。

も く じ

ヒートマジックシステムとは?

ヒートマジックシステムとは?

「ヒートマジックシステム」は、床下の冷えを根本から断ち切るために開発された発泡断熱材を使った専用工法です。従来の断熱リフォームと大きく違うのは、その施工方法と密着性。まさに“新しい床下断熱のスタンダード”ともいえる工法です。

発泡断熱材を使った「現場発泡工法」

ヒートマジックシステムでは、断熱材を現場で直接発泡させながら、床下の構造に沿って隙間なく施工していきます。スプレーのように吹き付けると、発泡材がもこもこと膨らみ、木材や配管の形状に合わせてピタッと密着。これによって、

  • 隙間風の進入をシャットアウト
  • 冷気・湿気の遮断性能がアップ
  • 気密性の高い断熱層を形成

といった、従来の充填式断熱材(グラスウール等)にはない圧倒的な“気密性の高さ”を実現します。

1日で完了、電気も不要!シンプルかつエコな断熱法

一般的に「床下の断熱」と聞くと、「床を剥がすの?」「大がかりな工事になりそう」と構えてしまう方も多いはず。

でもご安心ください。ヒートマジックシステムは、床を剥がすことなく、床下からのアプローチで施工できます。そのため、

  • 室内工事なし
  • 家具の移動不要
  • 施工は最短1日で完了

と、ご家族の生活を邪魔せずに工事を終えることができます。

さらに、電気や機器を使わない断熱工法なので、施工後のランニングコストはゼロ。床暖房のように故障やメンテナンスの心配もなく、一度施工すれば“ずっと快適”が続くのも大きな魅力です。

写真や図で比較すると一目瞭然

以下は「発泡断熱材(ヒートマジックシステム)」「従来の断熱材」「床暖房」の比較表です。

「発泡断熱材(ヒートマジックシステム)」「従来の断熱材」「床暖房」の比較表

この表からもわかるように、ヒートマジックシステムは“施工性・効果・持続性”の三拍子が揃った、非常にバランスの取れた断熱リフォーム方法です。

他の断熱方法と徹底比較!ヒートマジック vs グラスウール vs 床暖房

他の断熱方法と徹底比較

床下の寒さ対策といっても、「どの断熱方法が自分の家に合うのか?」は悩みどころ。ここでは、【ヒートマジックシステム】【従来の断熱材(グラスウールなど)】【床暖房】の3つを主要項目ごとに比べてみましょう。

暖かさ

  • ヒートマジック:◎
    発泡断熱材が冷気を遮断し、室内全体の保温性を高めます。足元からのひんやり感が低減され、エアコン効率が良くなり、部屋全体が「じんわりと暖かい」状態に。
  • グラスウール:
    基本的にヒートマジックに劣らない断熱性能はあるが、施工でムラや隙間ができやすく、冷気の侵入を完全に防ぎきれない場合も。
  • 床暖房:
    部分的に発熱によって直接暖かくなりますが、無人時や電源OFF時は急速に温度が下がり、床下からの冷気は遮断できません。

省エネ性

  • ヒートマジック:◎
    一度施工すれば電気不要。自然な保温で光熱費を抑える効果も。
  • グラスウール:◎
    電気を使わず断熱効果があるが、気密性に劣る分、暖房負荷が大きくなる可能性も。
  • 床暖房:×
    電気やガスを使うためランニングコストが継続的にかかり、長時間使用すると光熱費が増加します。

工期と費用

  • ヒートマジック:◎
    床を剥がさず1日~2日で施工完了。工事費も比較的リーズナブル。
  • グラスウール:◎
    こちらも床を剥がさず1日~2日で施工完了。断熱材の価格自体は安いものの、作業手間がかかりやすい。
  • 床暖房:△~×
    機器設置・床の張替えなどが必要なため、費用も工期も大きくなりがち。

室内工事の有無

  • ヒートマジック:
    床下からの施工なので、室内の生活空間を触らず完了。家具の移動なども不要。
  • グラスウール:(一部△)
    床下からの施工が可能だが、住宅の構造や点検口の状況により一部室内作業が必要な場合も。
  • 床暖房:×
    床を剥がす必要があるため、生活スペースの大幅な変更・家具移動が発生。

耐久性・メンテナンス性

  • ヒートマジック:
    現場発泡の為、密着性が高く、剥がれ・脱落が起きにくく長期間にわたって断熱性能が維持される。メンテナンスは不要だが、リフォーム時には再利用不可。
  • グラスウール:
    施工品質によっては、落下の可能性あり。リフォーム時には脱着ができる。
  • 床暖房:△~×
    機械の故障や部品交換が必要になることもあり、長期的には定期点検や修理が必要。

ランニングコスト

  • ヒートマジック:◎
    電気・ガスなど一切不要。追加コストなしで、効果が持続。
  • グラスウール:◎
    こちらも電気不要。ただし、劣化に伴う再施工の必要が出ることも。
  • 床暖房:×
    光熱費に加え、メンテナンス・修理費が将来的に発生する可能性大。

トータルで見ると「ヒートマジック」の優位性が明確

比較項目ヒートマジックグラスウール床暖房
暖かさ
省エネ性×
工期・費用×
室内工事の有無〇〜△×
耐久性△〜×
ランニングコスト×

ヒートマジックシステムは、「短期施工」「省エネ」「高断熱」「メンテナンスフリー」の4拍子が揃った、非常にバランスのとれた床下断熱工法です。

なぜヒートマジックシステムが選ばれるのか?

なぜヒートマジックが選ばれるのか?

数ある床下断熱の中でも、「ヒートマジックシステム」が選ばれる理由は、単に“暖かくなる”という効果だけではありません。工事の手軽さ、確かな性能、そして暮らし全体の快適性を底上げする多機能性が支持されているポイントです。

床を剥がさず、たった1日で完了。工事のストレスがない

「断熱リフォームは大がかりで大変そう…」という不安を持つ方にも安心なのが、ヒートマジックの施工方法。

床を剥がさずに、床下から発泡断熱材を吹き付けるだけのスピード施工なので、

・家の中に職人が立ち入らない ※一部進入口を除く
・家具の移動や生活空間の整理が一切不要
・朝施工して夕方には完了

という“ストレスフリー”なリフォームが可能です。日常生活にほとんど影響を与えないことも、多くのお客様に喜ばれています。

高い断熱・気密性で、体感温度がグンと上がる

ヒートマジックは、現場で発泡させるポリウレタン素材を使用。この工法により、木材や配管の形状にぴったり密着し、隙間ゼロの断熱層を形成できます。

その結果、冷たい外気を完全にシャットアウトし、暖房の効きも格段に向上。「同じ室温でも、以前より“暖かく感じる”」という声も多く、体感温度がアップする効果は想像以上です。

断熱+防湿+防音のトリプル効果

ヒートマジックシステムの断熱材には、断熱性だけでなく以下のような副次的な効果もあります。

  • 防湿効果:床下の湿気を抑え、結露・カビの発生を予防
  • 防音効果:床下に空気の層ができることで、音の反響や階下への音漏れも軽減

つまり、「暖かいだけじゃない」快適性が得られる点も、選ばれる理由のひとつです。

腐朽・カビ対策にもつながる

床下は、湿気がこもりやすく、腐朽菌やカビの温床にもなりやすい空間。ヒートマジックシステムの発泡断熱材は、構造材に密着して空気と湿気の流入を遮断するため、

・木材を床下の湿気やカビから保護する

といった長期的な家の健康維持にもつながります。

また、ヤマト産業では床下断熱の施工と同時に、床下環境の点検・シロアリチェックもセットで実施しているため、安心して任せられるのも大きな強みです。

実際にヒートマジックシステム施工した方の感想

実際にヒートマジックシステム施工した方の感想

ヒートマジックシステムによる床下断熱は、「数字では測れない体感の変化」が多くのご家庭で実感されています。ここでは、実際にヤマト産業で施工を行ったお客様の声をご紹介します。

「孫に“この家あったかいね!”って言われた」

築25年のお宅にお住まいの60代男性のお客様。冬場はリビング以外が寒くて使えず、孫が来るたびに「寒い!」と不満そうだったそうです。

床下断熱をした後、孫が『この家あったかいね!』ってニコニコして言ってくれたんです。
リビングだけじゃなく、廊下もトイレも暖かく感じられて、家全体が快適になりました。
家族みんなが自然と笑顔になれる、そんな変化が本当にうれしかったですね。

「暖房の設定温度が6℃下がった」

別のお客様は、冬場の暖房費の高さに悩んでいたとのこと。ヒートマジック施工後、同じ快適さを保ちながら、暖房設定を6℃も下げられたそうです。

以前はエアコンを28℃にしても寒かったのに、今は22℃で十分。
電気代が明らかに下がったのもありがたいですが、それ以上に“寒さへのストレスがない”というのが大きいです。
寒がりだった妻も大満足しています。

「足元が冷えなくなって、腰痛が改善」

長年の足元の冷えにより、冬になると慢性的な腰痛に悩まされていたという女性のお客様。

床下からの冷えって、こんなに体に悪かったんだなって実感しました。
暖かさがじんわり下から伝わってくるようになって、気づけば腰の違和感もなくなっていて。
朝起きるのがつらかったのが、今では布団から出るのも苦じゃありません!

こうしたリアルな声が、ヒートマジックシステムの効果を何よりも証明しています。

【実録レポート】社員宅で効果を検証!ヒートマジックシステムの実力とは?

社員宅で効果を検証!ヒートマジックシステムの実力

ヤマト産業では、自社スタッフのご自宅にて「ヒートマジックシステム」の断熱施工を実施し、その効果を徹底検証しました。今回の検証対象となったのは、築年数の経った木造2階建てのお住まい。冬場の寒さが特に厳しく、脱衣所や廊下、トイレの底冷えにお悩みでした。

ビフォー&アフターの温度変化

実際の室内温度の変化は下記の通り。※エアコン設定温度は変えずに測定

部屋名施工前の室温施工後の室温温度差
洗面室4℃9℃+5℃
廊下4℃5℃+1℃
和室7.5℃13.5℃+6℃
キッチン9℃13.5℃+4.5℃
リビング10℃13.5℃+3.5℃
階段下5℃9℃+4℃
ユニットバス4.5℃5℃+0.5℃

このように、断熱施工後は明らかに全体的な底冷えが解消され、特に足元の体感温度がぐっと上がったことが実感されました。

冷気の侵入ルートをシャットアウト

社員宅では、以下のような“冷気の侵入口”が明らかになりました。

  • 階段下からの冷気の吹き上がり
  • ユニットバス下部から天井裏への冷気の侵入
  • クローゼット下からの冷気の拡散

これらに対し、「ヒートマジックシステム」によって、床下空間そのものを断熱材で密閉。冷気が居住空間に入り込むのをしっかりと防いだ結果、家全体の温度バランスが改善されました。

施工前(ビフォー)の社員宅、見取り図

ヒートマジックシステム施工ビフォー

床下に断熱材がない状態。冷気が床材を通して直接伝わり、足元が非常に冷たい。

施工後(アフター)の社員宅、見取り図

ヒートマジックシステム施工アフター

床全面に発泡断熱材を吹き付けて密着。すき間ゼロの断熱層が完成し、断熱+防湿+防音効果も向上。

よくある質問Q&A

床下断熱のよくある質問

断熱工事、とくに「床下断熱」は目に見えない部分だからこそ、不安や疑問を感じる方も多いはず。ここでは、お問い合わせの中でも特に多い質問を、わかりやすくお答えします。

Q1. 床暖房とはどう違うの?

A. 暖房機能を持つかどうか、が最大の違いです。

床暖房は電気やガスで熱を発生させて床を温める「加温装置」です。一方、「ヒートマジックシステム」は家全体の断熱性能を高め、外気の影響を遮ることで室温を安定させる仕組み。電気を使わないので、省エネ&安全性が高く、ランニングコストもゼロです。

Q2. 築年数の古い家でも施工できますか?

A. はい、可能です。ただし床下の状態確認は必要です。

ヤマト産業では、床下の高さ・湿気・シロアリ被害の有無などを事前に無料調査。築20年、30年といったお住まいでも多くの実績があり、状況に応じた最適な施工をご提案しています。

Q3. 工事中、家にいても大丈夫?

A. 大丈夫です。日常生活をそのまま送っていただけます。

工事は床下から行うため、室内での作業や家具移動は原則不要。施工音も大きくないため、ペットやお子様がいるご家庭でも安心してお過ごしいただけます。

Q4. 断熱材のにおいや見た目が気になります…

A. 施工後のにおいや見た目への影響はほぼありません。

使用する発泡断熱材(ヒートマジック)は無臭タイプで、施工中のにおいも一時的。床下に吹き付ける工法のため、見た目が変わることは一切なく、生活空間には影響を与えません

Q5. 一度断熱材を入れたら、交換やメンテナンスは必要?

A. 基本的に不要です。

ヒートマジックシステムで使用する発泡断熱材は、剥がれや劣化が起きにくく、耐久性は半永久的。紫外線や風雨にさらされる外壁と違い、床下は環境変化が少ないため、一度施工すればメンテナンスフリーです。

まとめ:床下断熱は「見えないけど暮らしを変える」工事

床下断熱は「見えないけど暮らしを変える」

「家の中が寒い」「足元が冷える」「暖房をつけてもなかなか温まらない」そうした冬の悩みが、実は床下からの冷気によって引き起こされていること、ご存知でしたか?

床下断熱、とくに高性能な発泡断熱材を使ったヒートマジックシステムは、目には見えない場所に働きかけることで、家全体の快適さを根本から変えてくれるリフォームです。

足元から変わる、あたたかな暮らし

床下からの冷気を遮ることで、家の中の温度差が減り、ヒートショックのリスクも軽減。脱衣所やトイレ、廊下といった「寒さに我慢していた場所」でも快適に過ごせるようになります。

そして何より、足元が暖かいというのは、それだけで毎日の生活に安心感と心地よさをもたらしてくれるのです。

電気代の節約だけでなく、健康と安心も手に入る

断熱性が高まることで、暖房効率が向上し、設定温度を下げても十分に暖かい

その結果、光熱費を削減できるうえ、身体への負担も減り、冷えによる腰痛や健康トラブルの予防にもつながります。家の“燃費”がよくなれば、暮らしそのものが豊かになる――それが、床下断熱の本質的な価値です。

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そんな疑問をお持ちの方にこそ、ヤマト産業の床下無料診断をご利用いただきたいと思っています。

現地調査では、断熱だけでなく湿気・カビ・シロアリ・床下構造のチェックまでトータルに実施。今の家の状態を“見える化”し、必要な対策をわかりやすくご案内します。

もちろん、無理な営業は一切ありません。まずはご家族の健康と快適な暮らしのために、「寒さの原因」と正面から向き合ってみませんか?

見えない部分にこそ、暮らしを変える力がある。ヒートマジックシステムは、そんな断熱リフォームの新常識です。ヤマト産業に、ぜひ一度ご相談ください。

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